【京炎みこし 轅贈呈式・鳴鐶轅の完成】
5月28日(日)のみこし練習会において、京炎みこし保存会の皆様から
今年度再び立ち上がったみこしプロジェクトへ轅を寄贈していただきました。
京炎みこし保存会とは、過去のみこしプロジェクトメンバーの方が集まって
現役のみこしプロジェクトメンバーを支えて下さっている団体です。
轅(ながえ)とは、みこしの担ぎ棒のことを意味し、轅に鳴鐶とよばれる
京都のみこし文化ならではの鳴り物を装着することで鳴鐶轅(なりかんながえ)というものができあがります。
贈呈式では、みこし保存会の会長である岡 会長をはじめ
実行委員長の喜馬・公益財団法人大学コンソーシアム京都 学生交流部次長の藤井次長・
みこしプロジェクトリーダーの西川より挨拶と祝辞を行いました。
その後、元安寧小学校のグラウンドにおいて担ぎ初めを行い、
その中で、”さしあげ”・”さしまわし”・”はね”の3つの技を披露しました。
”はね”では、担ぎ手の”ほいっとほいと”の掛け声とともに、
鳴鐶轅の”カシャーンカシャーン”という音がグラウンドに響き渡りました。
鳴鐶轅とは何か?というところから保存会や、鳴鐶制作者であるみこしプロジェクトのメンバーである坂地
をはじめ、多くの企業・大学・地域の方々と何度も打ち合せを重ねて、完成しました。
今年度の京都学生祭典のテーマである”京都学生文化の創出”を実際に
形あるものとして成し遂げました。
京都学生祭典本祭まであと109日。
これからも多くの人とともに京都を盛り上げてまいります!